展覧会
京都国立博物館1F-1展示室 彫刻「如来と菩薩」 2024年6月18日(火)~ 9月8日(日)京都国立博物館新館の1階、最初のお部屋に平安時代を中心とした古像が並ぶ。展示解説をメモしながら拝観すると、あっという間に1時間が過ぎた。本稿は、そのメモを文字お越…
浜松市美の仏像展は一昨年に続き2回目。二番煎じかなぁなんてちょっと思ってた自分を叱りつける。遠州と東三河の仏像はとんでもなく奥深いと知る。露出展示も多く、木彫仏の呼吸に耳を傾けた。
萬年山勝林寺(東京都豊島区)のご本尊釈迦如来さまが好きすぎて、最初に調査された清水真澄先生の論文(『豊島区仏像彫刻調査報告書 豊島区の仏像』(2000年)掲載)を時々読み返す。この論文のなかで、この像と同様に足を衣ですっぽり包む一例として、京都…
神奈川県西部、足柄地域は古い仏像の宝庫。10/7初日朝、オープンと同時に入館するも、個性的な仏像が多く、クラクラしてしまった。いわゆる、仏像酔いである。
行元寺と言えば、葛飾北斎の神奈川沖浪裏に影響を与えたとされる”波の伊八”の彫刻が有名。しかし、私は、行元寺の本尊阿弥陀如来立像が大好きなのだ。いすみ歴史資料館で、この阿弥陀様を間近で拝んできた。
私は祈りがなければ生きていけない、どうしようもなく弱い人間である。会場で涙がこぼれたのは、提示された諸像が彫刻として優れているからではなく、祈らざるをえないのは私だけではないことを堂々と示してくれたからではないか。
2023年、東京国立博物館で4年ぶりに新指定文化財展が開催! 京都・上徳寺の阿弥陀如来様に間近でお会いでき、感激でした!!
奈良の古仏が大好きなので、會津八一先生を尊敬しているのだが、早稲田大学にある會津八一記念博物館には行ったことがなかった。その八一博物館で今、千葉の下総龍角寺の白鳳仏薬師如来坐像が拝めると聞き、初めて行ってみたら、その横の菩薩立像が素晴らし…
沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」 東京会場 2022年5月3日(火・祝)~6月26日(日) 東京国立博物館 平成館 釈迦如来及び文殊菩薩・普賢菩薩坐像/獅子と象(沖縄県立博物館・美術館) 羅漢立像(沖縄県立博物館・美術館) 仁王像残欠(沖縄県立博物館・美術…
小浜には由緒ある古寺と古仏が多いが、小さなお寺やお堂にも古仏像がおられるのだという。そんな小さなお寺の一つから、平安仏を中心とする諸像をまとめて紹介すゆ展覧会が若狭歴博で開かれている。
「大安寺のすべて」展 奈良国立博物館 前期 2022.4.23-5.22 後期 2022.5.24-6/19 大安寺はTemple of Great Peace! 第一会場 大安寺の木彫仏が勢ぞろい! 第二会場 行教律師像と最後の四天王像二組に大興奮! 行教律師坐像(神応寺/重文) 宝誌和尚像(京都…
「ほとけの心・木のちから―蓮花寺と地域の美術」 2021年9月25日(土)~11月29日(月) 茨木市立文化財資料館 小さな展示かもしれないが、平安の霊木仏が好きな人には全力でお勧めしたい。 蓮花寺(大阪府茨木市)の地蔵菩薩立像の修理が終わり、市立文化財…
アジアの女神たち 2021年9月18日(土)~ 11月23日(火・祝) 龍谷ミュージアム 展覧会の構成 弁才天はルーツがひとつではなかったー! インド女神たちと仏教/観音になった女神 主な仏像展示 【展覧会案内】 展覧会の構成 10月半ばに前期展示を大変興味深く…
上越市制施行50周年記念特別展 上越のみほとけー「越後の都」の祈りー 上越市立歴史博物館 2021年10月9日(土)~11月21日(日) 4 ○ 大日如来坐像 木造 平安時代後期(十一世紀) 普泉寺 5 ● 聖観音菩薩坐像 木造 平安時代後期(十二世紀)瑞天寺 8 ● 大日…
展覧会概要 ほんまに国宝ばかりやった 国宝アイドルのソロ活動~東寺の梵天様と三十三間堂の婆藪仙人~ 展覧会概要 特別展「京の国宝―守り伝える日本のたから―」 (京都国立博物館) 2021年7月24日(土)~9月12日(日) 前期展示:2021年7月24日(土)~8月22…
聖徳太子1400年遠忌記念 聖徳太子と法隆寺 東京国立博物館平成館 2021/7/13-9/5(前期は7/13-8/9 後期は8/11-9/5) 1) 法隆寺聖霊院の諸像 2) 国宝 行信(ぎょうしん)僧都坐像 8世紀 3) 国宝薬師如来坐像 銅造 飛鳥時代(7世紀) 4) 如来坐像 銅造 飛鳥時代…
円覚寺日佛庵と鎌倉国宝館 長谷寺御足参りと鎌倉大仏さま 円覚寺日佛庵と鎌倉国宝館 特集展示「鎌倉と浄土宗」 令和3年5月15日(土)~7月4日(日) 常設展示「鎌倉の仏像」 久しぶりに鎌倉へ行ってきた。まずは円覚寺の塔頭、日佛庵で地蔵菩薩坐像(市…
「国宝聖林寺十一面観音 三輪山信仰のみほとけ」 東京国立博物館特別5室 2021.6.22-9.12 国宝十一面観音菩薩立像(奈良県桜井市・聖林寺) 国宝地蔵菩薩立像(奈良県斑鳩町・法隆寺) 写真 聖林寺(奈良県桜井市)の麗しき十一面観音様が初めて東京へいらし…
ご開帳中止のうえ、美術館まで閉める? これ以上の自粛はつらいよー! 美術館等の休館情報まとめ 1) 休み 2) まあやってる 3) 開いてる ご開帳中止のうえ、美術館まで閉める? これ以上の自粛はつらいよー! コロナ禍で遠出はだいぶ控えてきた。2020年は9月…
鑑真和上は生きている! 眉間寺阿弥陀如来坐像 MJTシャツ売ってる 凝然国師没後700年 特別展 鑑真和上と戒律のあゆみ 京都国立博物館 前期展示:2021年3月27日(土)~4月18日(日) 後期展示:2021年4月20日(火)~5月16日(日) 鑑真和上は生きている! 鑑真和…
浜松市美術館 みほとけのキセキ-遠州・三河の寺宝展- 令和3年3月25日(木)~4月25日(日) 普門寺の阿弥陀如来坐像と釈迦如来坐像(2階会場) 「みほとけのキセキ」という、なんとも物騒なタイトルの展覧会である。この仮名表記が私は気になってしまう。ひ…
横浜の仏像 横浜市歴史博物館 横浜はサイクリング拝観の圏外なのだが、会場である横浜市歴史博物館のすぐ近くで所用があり、出かけてきた。こんなに気持ちのいい博物館が都筑区にあるとは知らなかった。 「横浜の仏像」展の会場では、ほどよい照明のもと、と…
特集展示「西七条のえんま堂 -十王と地獄の美術-」 龍谷ミュージアム(2020.9.12-11.3) えんま堂の諸仏は実際に間近で拝むべし 龍谷ミュージアムの近く、西七条えんま堂から諸仏がお出ましである。メイン展示は、このお堂の閻魔坐像(鎌倉時代)、十王坐…
「相模川流域のみほとけ」神奈川県立歴史博物館 2020年10月10日(土)~11月29日(日) 龍峰寺千手観音立像(写真は展覧会サイトより) 間近で拝観できる! 凛々しい!! 公式サイト=【特別展】相模川流域のみほとけ Buddhist Statues Along Sagami River |…
コロナ禍のため、関西など遠方への仏像めぐりは断念している。その代わりに、私のベンツ(電動自転車)で行ける範囲内でお寺をめぐり、資料館で仏像の本を漁る、ということを続けている。そんな身近な範囲内で思いもかけない仏像に出会える。これは楽しい! …
「文化財よ、永遠に」東京国立博物館 会期 2019年10月1日(火) ~12月1日(日) 会場 東京国立博物館 本館特別4室・特別5室 「文化財よ、永遠に」展は、住友財団の助成で修復された文化財を紹介する展覧会。国内4館で開催され、東京国立博物館の会場では、…
出雲と大和展 2018.1.15-3.8(東京国立博物館) 大寺薬師の四天王立像(島根県出雲市) 矢田寺の十一面観音立像(奈良県大和郡山市) 写真について 出雲の某寺で、「うちの仏さん、オリンピックの年に東京に行くよ。もう予約入ってるから」と、大変な情報リ…
目次 1. 神奈川県の二か所で開催 2. 京都の展覧会も良かったけど! 3. 神奈川の展示も負けてない! 4. お気に入りをご紹介! 【遊行寺宝物館】 遊1) 真教上人坐像(神奈川県小田原市・蓮台寺 重文 87cm 1318年) 遊2) 阿弥陀如来立像(77.5cm 13世紀 文化財…
名称=「奈良大和四寺のみほとけ」 会場=東京国立博物館11室 期間=2019年6月18日(火) ~9月23日(月・祝) 観覧日=2019年6月29日 1. 入り口ですでに感涙 2. 室生寺の十一面観音さまの比類なき美しさ 3. 実はとんでもない三尊なのです 追記 安産寺の情報…
展覧会=群馬県立歴史博物館 第98回企画展「大新田氏展」 会期=2019年4月27日〜6月16日 訪れた日=2019年6月1日 1) なぜ大新田氏展に行こうと思ったのか 2) まずはやはり義貞 3) 不動明王立像(太田市・総持寺、平安後期、県指定文化財) 4) 伝新田義貞椅像…