仏像のブログを書き始めたのは、2005年の年末でした。最初の投稿はこんな感じ。10年以上が過ぎてもこの気持ちに変わりありません。ますます仏像に魅了されています。上記のブログは「ココログ」で書いていたのですが、投稿に無駄な手間暇がかかるのが悩みで…
※2015.4.13投稿記事を再掲します 写真=『勝常寺の仏たち』(平成28年)より 東京国立博物館「みちのくの仏像」展(2015年1月14日~4月5日)を2度観覧(というか拝観)した。 小規模ながら、天台寺のなた彫りの観音様、成島毘沙門堂の伝吉祥天、小沼神社の観…
横浜の仏像 横浜市歴史博物館 横浜はサイクリング拝観の圏外なのだが、会場である横浜市歴史博物館のすぐ近くで所用があり、出かけてきた。こんなに気持ちのいい博物館が都筑区にあるとは知らなかった。 「横浜の仏像」展の会場では、ほどよい照明のもと、と…
八王子市・徳本上人名号塔 No. 11) ~寺田町路傍~ 1) 探すの大変! やはり地元の大家さんはさすが 1-1) 過去の調査記録にあたる 1-2) 橋オタクさんのサイトに感謝 1-3) 最後は地元の方のご協力のおかげ 2) 自然石のゆがみの上に刻まれる南無阿弥陀仏の文字 …
八王子の徳本上人名号塔 No.10 所在地 八王子市めじろ台1丁目(旧福泉寺跡地) 文政7年 閑静な住宅街の片隅に、お寺の跡地が墓地として残る。その小さな一画の隅に、時間が止まったままのように、徳本上人名号塔があった。 傾斜地に一本、木が立つ。その両脇…
1) 足柄地蔵尊、150年ぶりのご開帳! さてお像は無事なのか!? 2) 温かみのあるご開帳 3) 土下座拝観!? みんなで膝をつき、かがみ込んで見上げる! 4) 秘仏 足柄地蔵尊! 5) 拝観案内 1) 足柄地蔵尊、150年ぶりのご開帳! さてお像は無事なのか!? 「♪ま…
徳本上人名号塔 場所 八王子市長房町・船田町会会館 調査日 2020.11.21 1) 調査番号5) の長房町・船田町会会館の徳本名号塔、ついに発見! 2) 植栽カットでinvisibleからvisibleへ! 参考資料 1) 調査番号5) の長房町・船田町会会館の徳本名号塔、ついに発見…
向富山逍遥院(山梨県甲府市) 鳳凰山東禅寺(山梨県甲府市) 向富山逍遥院(山梨県甲府市) 地蔵菩薩立像 市指定 91cm 一木造り だいぶ磨耗している。両手・両方の袖先、両足先は後補。正面から拝観しても素敵だが、私はこのお背中に惹かれた。木は朽ちても…
徳本上人が八王子にやってきた 1) 八王子市裏高尾町(駒木野の小仏関所跡近く) 2) 八王子市東浅川町・原宿会館前 3) 八王子市東浅川町・原家墓地内 4) 長泉寺(八王子市長房町1258) 5) 船田町会会館(八王子市長房町) 6) 長安寺(八王子市並木町) 7) 真…
読み込んでいます…
1) 市が主催して寺で開催する画期的な展覧会 2) 金堂の薬師三尊~月光菩薩様に心奪われる~ 3) 十一面観音立像~大津の聖観音菩薩立像に似ている!?~ 4) その他の諸像 鹿沼まるごと博物館第6回企画展「とちぎの宝 医王寺の至宝」 会場 東高野山 医王寺 会…
1) 岩間山正法寺 2) 本堂 2-1) 千手観音と吉祥天・婆藪仙人という組み合わせ 2-2) 地蔵菩薩立像(重要文化財) 2-3) 十一面観音立像(大津市指定文化財) 3) 不動堂 3-1) 不動明王両童子像(重要文化財) 3-2) 薬師如来坐像(大津市文化財) 3-3) 阿弥陀如来…
特集展示「西七条のえんま堂 -十王と地獄の美術-」 龍谷ミュージアム(2020.9.12-11.3) えんま堂の諸仏は実際に間近で拝むべし 龍谷ミュージアムの近く、西七条えんま堂から諸仏がお出ましである。メイン展示は、このお堂の閻魔坐像(鎌倉時代)、十王坐…
慈光円福院(和歌山県和歌山市)十一面観音立像 平安前期の美しく強い観音様。像高149.7cm 。重要文化財。和歌山市の文化財サイト 木造十一面観音立像 | 和歌山市の文化財 には次のような説明がある。 (引用始め) 慈光円福院は戦災で焼失した円福院を再建…
紀三井寺本堂の裏手の大光明殿で、中央の大きなお厨子が開いていた。堂内へと続く廊下から垣間見えた瞬間、胸が熱くなった。お厨子の中には、秘仏本尊・十一面観音立像と秘龕仏・千手観音立像(いずれも重文)が並び立つ。
「相模川流域のみほとけ」神奈川県立歴史博物館 2020年10月10日(土)~11月29日(日) 龍峰寺千手観音立像(写真は展覧会サイトより) 間近で拝観できる! 凛々しい!! 公式サイト=【特別展】相模川流域のみほとけ Buddhist Statues Along Sagami River |…
鶴岡八幡宮旧蔵の薬師三尊と十二神将が東京都あきる野市に現存。9月11日にご開帳 1) きっかけは愛染明王(五島美術館) 2) 東京西部の新開院にも鶴岡八幡宮寺旧蔵の仏像が! 3) ご開帳は9月11日 【拝観案内】 a) 新開院薬師堂 b) 近くの玉泉寺にも流転の仏像…
1) 放光寺「阿弥陀浄土図」 2) 染色作家・古屋絵菜の個展「古今蓮葉」 3) 放光寺は仏像の宝庫 拝観案内 参考資料 山梨県甲州市塩山の放光寺は、言わずと知れた仏像の宝庫である。平安時代の大日如来、天弓愛染明王、不動明王、そして、仁王像。しかし、放光…
コロナ禍のため、関西など遠方への仏像めぐりは断念している。その代わりに、私のベンツ(電動自転車)で行ける範囲内でお寺をめぐり、資料館で仏像の本を漁る、ということを続けている。そんな身近な範囲内で思いもかけない仏像に出会える。これは楽しい! …
中井観音堂は静岡市の山奥にある。こういう静かな場所の古仏を拝める日は戻ってくるのか 1) 予約拝観とは 2) 東京から予約拝観をお願いできない! コロナ禍が始まって、仏像拝観が思うようにできなくなってしまった。緊急事態宣言発令後しばらくは「電車に乗…
八王子の相即寺に黒本尊と呼ばれる阿弥陀如来坐像がおられる。16世紀半ば、開山のおりに、鎌倉の光明寺から伝えられたお像だという。調べてみると、1970年代の市の仏像調査報告で、鎌倉時代の作とされていた。
金剛界の大日如来様ですが、、、なんと立像なんです! 1. 直入院の五智如来像 1-1) 大久保長安の陣屋のあった町で信仰された五智如来。あだ名は「とうもろこし地蔵」 1-2) 愛らしいお姿 2. 直入院 拝観案内 2-1) 近くの広園寺もお勧め 2-2) さらに足を伸ばし…
1)武蔵野プレイスのそばです 2) 観音院の来迎の阿弥陀如来立像 観音院 拝観案内 参考資料 1)武蔵野プレイスのそばです 5月25日に緊急事態宣言が解除されても、電車に乗るのは仕事だけというマイルールは崩していない(2020.6.6現在)のだが、仕事で東京都武…
穏やかで温かい地蔵菩薩さま相即寺・万目供養仏(地蔵菩薩坐像) 1) 相即寺とは 2) 地元八王子周辺の仏師と鋳物師による銅造地蔵菩薩坐像(万目供養仏)! 八王子市民はもっと注目しましょう!! 2-1) 柚木落合の仏師、田中播磨義知 2-1-1) なんと、田中播磨…
1 万部おねりとは 2 大念仏寺「万部おねり」の流れ 2-1) 入御(にゅうぎょ) 2-2) 本堂内法要 2-2-1) 菩薩伝供(ぼさつでんぐ) 2-2-2) 法要 2-2-3) 還御(かんぎょ) 3 改元記念で地蔵菩薩さまがお出ましに 4 當麻寺との違いと融通念仏宗らしさ 5 被仏の阿…
1. 感染症の拡大を防がなければなりません! 2. 拝観マイルールを決めました! 【コロナ自粛時における拝観マイルール】 3. マイルールで思いのほか楽しい出会いが! 1. 感染症の拡大を防がなければなりません! 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染…
「文化財よ、永遠に」東京国立博物館 会期 2019年10月1日(火) ~12月1日(日) 会場 東京国立博物館 本館特別4室・特別5室 「文化財よ、永遠に」展は、住友財団の助成で修復された文化財を紹介する展覧会。国内4館で開催され、東京国立博物館の会場では、…
今年の1月は家でおとなしくしていたつもりなのだが、リストアップしてみると思いのほか出かけていて驚いた。実を言うと、もっと激しく出歩く予定だったのだが、年末に転んで左膝を強打したため、思うように歩き回れなかったのだ。それでも、1月3日に千葉県松…
7月から体調が今一つだったが、夏休みを二回に分けて取り、徐々に回復できた。前半で東京近郊の四万六千日をめぐり、後半で京都と奈良の地蔵盆へ。締めは滋賀県長浜の丹生谷文化財フェスタ。 地蔵盆に出かけたけど、関西に行ったからには丈六阿弥陀様にもお…
1) 興善寺とは 2) 【本堂】重文の巨大な平安仏が鎮座! 3) 【山門】大きな被害を受け、支援が必要です! 4) 【不動堂】大きな不動明王立像も必見! 四天王像を仮安置中! 5) 檀王法林寺の四天王像が!? 【追記2020.04.11】クラファン達成! 拝観案内 和歌山…