2020-01-01から1年間の記事一覧
八王子の徳本上人名号塔 No.10 所在地 八王子市めじろ台1丁目(旧福泉寺跡地) 文政7年 閑静な住宅街の片隅に、お寺の跡地が墓地として残る。その小さな一画の隅に、時間が止まったままのように、徳本上人名号塔があった。 傾斜地に一本、木が立つ。その両脇…
1) 足柄地蔵尊、150年ぶりのご開帳! さてお像は無事なのか!? 2) 温かみのあるご開帳 3) 土下座拝観!? みんなで膝をつき、かがみ込んで見上げる! 4) 秘仏 足柄地蔵尊! 5) 拝観案内 参考資料 1) 足柄地蔵尊、150年ぶりのご開帳! さてお像は無事なのか…
徳本上人名号塔 場所 八王子市長房町・船田町会会館 調査日 2020.11.21 1) 調査番号5) の長房町・船田町会会館の徳本名号塔、ついに発見! 2) 植栽カットでinvisibleからvisibleへ! 参考資料 1) 調査番号5) の長房町・船田町会会館の徳本名号塔、ついに発見…
向富山逍遥院(山梨県甲府市) 鳳凰山東禅寺(山梨県甲府市) 向富山逍遥院(山梨県甲府市) 地蔵菩薩立像 市指定 91cm 一木造り だいぶ磨耗している。両手・両方の袖先、両足先は後補。正面から拝観しても素敵だが、私はこのお背中に惹かれた。木は朽ちても…
徳本上人が八王子にやってきた 1) 八王子市裏高尾町(駒木野の小仏関所跡近く) 2) 八王子市東浅川町・原宿会館前 3) 八王子市東浅川町・原家墓地内 4) 長泉寺(八王子市長房町1258) 5) 船田町会会館(八王子市長房町) 6) 長安寺(八王子市並木町) 7) 真…
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1) 市が主催して寺で開催する画期的な展覧会 2) 金堂の薬師三尊~月光菩薩様に心奪われる~ 3) 十一面観音立像~大津の聖観音菩薩立像に似ている!?~ 4) その他の諸像 鹿沼まるごと博物館第6回企画展「とちぎの宝 医王寺の至宝」 会場 東高野山 医王寺 会…
1) 岩間山正法寺 2) 本堂 2-1) 千手観音と吉祥天・婆藪仙人という組み合わせ 2-2) 地蔵菩薩立像(重要文化財) 2-3) 十一面観音立像(大津市指定文化財) 3) 不動堂 3-1) 不動明王両童子像(重要文化財) 3-2) 薬師如来坐像(大津市文化財) 3-3) 阿弥陀如来…
特集展示「西七条のえんま堂 -十王と地獄の美術-」 龍谷ミュージアム(2020.9.12-11.3) えんま堂の諸仏は実際に間近で拝むべし 龍谷ミュージアムの近く、西七条えんま堂から諸仏がお出ましである。メイン展示は、このお堂の閻魔坐像(鎌倉時代)、十王坐…
慈光円福院(和歌山県和歌山市)十一面観音立像 平安前期の美しく強い観音様。像高149.7cm 。重要文化財。和歌山市の文化財サイト 木造十一面観音立像 | 和歌山市の文化財 には次のような説明がある。 (引用始め) 慈光円福院は戦災で焼失した円福院を再建…
紀三井寺本堂の裏手の大光明殿で、中央の大きなお厨子が開いていた。堂内へと続く廊下から垣間見えた瞬間、胸が熱くなった。お厨子の中には、秘仏本尊・十一面観音立像と秘龕仏・千手観音立像(いずれも重文)が並び立つ。
「相模川流域のみほとけ」神奈川県立歴史博物館 2020年10月10日(土)~11月29日(日) 龍峰寺千手観音立像(写真は展覧会サイトより) 間近で拝観できる! 凛々しい!! 公式サイト=【特別展】相模川流域のみほとけ Buddhist Statues Along Sagami River |…
鶴岡八幡宮旧蔵の薬師三尊と十二神将が東京都あきる野市に現存。9月11日にご開帳 1) きっかけは愛染明王(五島美術館) 2) 東京西部の新開院にも鶴岡八幡宮寺旧蔵の仏像が! 3) ご開帳は9月11日 【拝観案内】 a) 新開院薬師堂 b) 近くの玉泉寺にも流転の仏像…
1) 放光寺「阿弥陀浄土図」 2) 染色作家・古屋絵菜の個展「古今蓮葉」 3) 放光寺は仏像の宝庫 拝観案内 参考資料 山梨県甲州市塩山の放光寺は、言わずと知れた仏像の宝庫である。平安時代の大日如来、天弓愛染明王、不動明王、そして、仁王像。しかし、放光…
コロナ禍のため、関西など遠方への仏像めぐりは断念している。その代わりに、私のベンツ(電動自転車)で行ける範囲内でお寺をめぐり、資料館で仏像の本を漁る、ということを続けている。そんな身近な範囲内で思いもかけない仏像に出会える。これは楽しい! …
中井観音堂は静岡市の山奥にある。こういう静かな場所の古仏を拝める日は戻ってくるのか 1) 予約拝観とは 2) 東京から予約拝観をお願いできない! コロナ禍が始まって、仏像拝観が思うようにできなくなってしまった。緊急事態宣言発令後しばらくは「電車に乗…
八王子の相即寺に黒本尊と呼ばれる阿弥陀如来坐像がおられる。16世紀半ば、開山のおりに、鎌倉の光明寺から伝えられたお像だという。調べてみると、1970年代の市の仏像調査報告で、鎌倉時代の作とされていた。
金剛界の大日如来様ですが、、、なんと立像なんです! 1. 直入院の五智如来像 1-1) 大久保長安の陣屋のあった町で信仰された五智如来。あだ名は「とうもろこし地蔵」 1-2) 愛らしいお姿 2. 直入院 拝観案内 2-1) 近くの広園寺もお勧め 2-2) さらに足を伸ばし…
1)武蔵野プレイスのそばです 2) 観音院の来迎の阿弥陀如来立像 観音院 拝観案内 参考資料 1)武蔵野プレイスのそばです 5月25日に緊急事態宣言が解除されても、電車に乗るのは仕事だけというマイルールは崩していない(2020.6.6現在)のだが、仕事で東京都武…
穏やかで温かい地蔵菩薩さま相即寺・万目供養仏(地蔵菩薩坐像) 1) 相即寺とは 2) 地元八王子周辺の仏師と鋳物師による銅造地蔵菩薩坐像(万目供養仏)! 八王子市民はもっと注目しましょう!! 2-1) 柚木落合の仏師、田中播磨義知 2-1-1) なんと、田中播磨…
1 万部おねりとは 2 大念仏寺「万部おねり」の流れ 2-1) 入御(にゅうぎょ) 2-2) 本堂内法要 2-2-1) 菩薩伝供(ぼさつでんぐ) 2-2-2) 法要 2-2-3) 還御(かんぎょ) 3 改元記念で地蔵菩薩さまがお出ましに 4 當麻寺との違いと融通念仏宗らしさ 5 被仏の阿…
1. 感染症の拡大を防がなければなりません! 2. 拝観マイルールを決めました! 【コロナ自粛時における拝観マイルール】 3. マイルールで思いのほか楽しい出会いが! 1. 感染症の拡大を防がなければなりません! 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染…
「文化財よ、永遠に」東京国立博物館 会期 2019年10月1日(火) ~12月1日(日) 会場 東京国立博物館 本館特別4室・特別5室 「文化財よ、永遠に」展は、住友財団の助成で修復された文化財を紹介する展覧会。国内4館で開催され、東京国立博物館の会場では、…
今年の1月は家でおとなしくしていたつもりなのだが、リストアップしてみると思いのほか出かけていて驚いた。実を言うと、もっと激しく出歩く予定だったのだが、年末に転んで左膝を強打したため、思うように歩き回れなかったのだ。それでも、1月3日に千葉県松…
7月から体調が今一つだったが、夏休みを二回に分けて取り、徐々に回復できた。前半で東京近郊の四万六千日をめぐり、後半で京都と奈良の地蔵盆へ。締めは滋賀県長浜の丹生谷文化財フェスタ。 地蔵盆に出かけたけど、関西に行ったからには丈六阿弥陀様にもお…
1) 興善寺とは 2) 【本堂】重文の巨大な平安仏が鎮座! 3) 【山門】大きな被害を受け、支援が必要です! 4) 【不動堂】大きな不動明王立像も必見! 四天王像を仮安置中! 5) 檀王法林寺の四天王像が!? 【追記2020.04.11】クラファン達成! 拝観案内 和歌山…
鼠志野(峯紅葉)に恋に落ちて… 実演指導は眼から鱗 目指したのは「峯紅葉」✖️「卯花墻」✖️「禅」(す、すみません) 仏像だったら悩んでた 色白は七難隠す? 参考 鼠志野(峯紅葉)に恋に落ちて… 五島美術館「美の友の会」会員向けの陶芸教室に参加した。 …
1) 鷽替えとは 2) 五條天神社 3) 牛天神北野神社 4) 平河天満宮 5) 鷽替えは日本全国に! 1) 鷽替えとは 野鳥の鷽(ウソ)をご存知だろうか。ぷっくりしたフォルムに、赤い喉元。「…ふぅ…」っという感じの声がまたかわいい。アトリ科の小さな鳥で、都内近郊…
1) 秘仏文殊菩薩坐像(恐れ多くも懐中電灯で…) 2) 阿弥陀三尊は夜の光で美しさを増す 3) 常楽寺とは 4) 拝観案内 常楽寺(神奈川県鎌倉市大船)は、北条泰時を開基とする臨済宗建長寺派の古刹。泰時室の母の追善供養のため嘉禎3年(1237)に創建。 年に一度…
丸山尚一さんが「像にこもる強い精神性」を指摘する日輪寺(群馬県前橋市)の鉈彫の十一面観音立像。憧れの鉈彫像にお会いした。神奈川県の日向薬師と弘明寺の鉈彫仏との相違も含め、感想を書きたい。 1) 丸山尚一さん絶賛の日輪寺 十一面観音立像 1-1) 鉈彫…