7月8日、伊勢神宮の近くのお寺で火災との報道が入る。まさか、まさか、と思いつつ、ニュース画面を開くと、そのまさかだった。
欣浄寺さまは、法然上人のご遺跡を巡る法然上人二十五霊場のうち、三重県唯一の札所。法然上人が伊勢神宮に参籠された際、大きな日輪が現れ、その中に金色の六字名号が光を放っていたと伝わる。
私が欣浄寺さまをお参りしたのは2016年9月。本堂が開いていて、ご近所の方々が気軽にお参りされている印象だった。
ニュースによると、本堂と庫裏が全焼し、住職様が亡くなられたという。本堂に半丈六ほどの阿弥陀如来坐像がまつられていたと記憶するが、ご無事なのだろうか…。悲しい。なぜこんな理不尽が起きるのか…
住職様のお心が阿弥陀様のそばにおられますように。お寺の再建が進みますように。南無阿弥陀仏
※阿弥陀如来坐像の写真は仏友の桃太郎のもと氏が参拝時にお寺様の許可を得て撮影されたもの。貴重な1枚になってしまった。氏の了承を得てここに掲載させていただく。