2018年10月27~28日
滋賀県米原市・西圓寺(黄檗宗)
秘仏ご本尊の聖観音さま。33年に一度、しかも二日間のみのご開帳でした。
間近で拝ませていただきました。美しいお姿です!
お寺の案内に鎌倉時代とありましたが、磨耗もあるのか全体の彫りは薄く、それでいて胴から腰にかけてメリハリがありました。ウエストがぎゅっとくびれていて、どきどきしてしまいます。拝観した瞬間に「来てよかった!」と思いました。
(↑厨子に隠れて見えなかった御足元)
なお、私個人のFBに複数の写真を上げたところ、某先生より平安中期ではとのコメントをいただきました。大変僭越ながら、私も鎌倉という説には違和感を覚えまして、しばらくモヤモヤしておりました。平安と言われると納得します。全体に浅い彫りでありながら、この胴のキレと腰の張り出し。大変魅力的なお像です!
貴重なご開帳の機会に、間近で拝ませていただき、大変ありがたく存じます。
写真撮影もお許しいただけたので、何度も見直すことができますし、FBやブログで共有できます。
(↑画僧である住職が描かれた天井の龍も見事なんです!!)
二日間のご開帳では、二胡演奏と中国式獅子舞の奉納もありました。二胡のアンコールで「琵琶湖周遊の唄」が流れると、観客の方々が一緒に口ずさんでいたのが、印象的でした。
獅子舞も盛り上がりましたー。神戸中華街から出張された獅子舞だそうで、観客の頭を食べようとするユニークな動きが人気でした。
ご開帳はこういう楽しみもありますね!
奉納行事に観音さまもお喜びのことでしょう!!
次のご開帳が33年後とは…。またお会いできる機会があるでしょうか。またお会いしたいです!
※仏友である長浜の観音ガールさんの記事もぜひ! 今回の開帳情報も観音ガールさんに教えていただきました。
www.kannongirl.com