ぶつぞうな日々 part III

大好きな仏像への思いを綴ります。知れば知るほど分からないことが増え、ますます仏像に魅了されていきます。

2019年3月の仏像拝観リスト(千葉・埼玉・東京・兵庫丹波)

 2019年3月は千葉のいすみと鴨川、そして、埼玉の大宮へ。地味な展覧会に感動し、ブログを書きました。いすみ市郷土資料館「清水寺の仏像」展、鴨川市郷土資料館「鴨川のたからもの~指定文化財集合~」および埼玉県立歴史と民俗の博物館「東国の地獄極楽」展です。関東の地味な展覧会ですが、学芸員の地道な研究と関係者の愛を感じる展覧会でした。
 行元寺のご本尊阿弥陀如来立像は感動しました〜♡
 3月の最後に、兵庫県丹波へ。柏原と篠山の仏像を駆け足で巡りました。丹波の各寺で聞いたのは「光秀の丹波攻めで資料が残ってない」ということ。400年以上前の歴史を平安・鎌倉の仏像の御前で聞くという経験をしました。今日まで仏像が残されたことがありがたいです。
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2019年

3月某日
東京都・半蔵門ミュージアム
 ここは都会のオアシス。運慶仏だけでなく、他の展示も充実。会津の法用寺伝来の梵王立像を間近で拝める幸せ。企画展示は「お釈迦さまの入滅と涅槃図」

3月9日
いすみ市郷土資料館「清水寺の仏像」展
 十一面観音の残欠(頭部と両腕)に鳥肌が立つ
いすみ市・行元寺  
 阿弥陀如来立像(平安末~鎌倉初 97cm 檜の一木造り 県指定文化財) 肉髻が高く、気品と威厳にあふれたお姿( ´艸`)
いすみ市・海雄寺
 釈迦涅槃像(江戸中期 516cm 銅造 県指定文化財)通称、万木の寝釈迦
いすみ市清水寺 坂東32番
○宝勝院夷隅不動尊
鴨川市郷土資料館
 「鴨川のたからもの~指定文化財集合~」
 市内の浄土宗心巌寺(しんがんじ)に、行道面23面が伝わる。複数の火災などにより記録は残っていないものの、二十五菩薩来迎の練供養で使用されたものと推測される。21面が菩薩面で、2面が比丘面。縦22~25cm、幅13~19cmで、大きさはほぼ同じ。 すべて檜に錆地漆箔仕上げで、裏地は布貼り漆塗り。目は全体をくり抜いて、鼻孔を貫通させる作りが共通する。

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3月17日
埼玉県立歴史と民俗の博物館
「東国の地獄極楽」展
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東京国立博物館11室
 當麻寺の十一面観音様にお会いして、とろけてしまう私です 
びわ湖長浜KANNON HOUSE
 安念寺より2躯

3月21日
○東京都八王子市・極楽寺
 歯吹き阿弥陀如来立像(市指定、鎌倉時代
○東京都八王子市・龍泉寺
 ぽっくり観音さまご開帳
 伝康慶の阿弥陀如来坐像

3月30日
兵庫県丹波市
○逹身寺
 重要文化財 
 木造阿弥陀如来坐像 1躯
 木造十一面観音坐像 1躯
 木造薬師如来坐像 1躯
 木造吉祥天立像 他 9躯
 県指定文化財
 木造仏類 34躯
 市指定文化財
 木彫仏像及木彫仏断片 167点
○柏原八幡神社


3月31日
兵庫県篠山市
○文保寺
 楼門の仁王像  重文 最近の調査で1378年と判明
 大勝院 十一面観音立像 市指定
○大国寺
 薬師如来坐像
 大日如来坐像
 阿弥陀如来坐像
 増長天立像
 持国天立像
 すべて重要文化財
○西光寺収蔵庫
 薬師如来坐像 重要文化財
 四天王立像 広目天を除き重文、広目天は市指定
○磯宮八幡神社
 二天立像(多聞天持国天) 重要文化財




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