2017. 10. 14の日記より
法然上人二十五霊場をやっと成満しました。
安堵しております!
最後にお参りしたのが、比叡山黒谷の青龍寺でした。法然さまが18歳から43歳まで修行された聖地です。比叡山でもここまで来ると他に参拝者がおらず、ご住職としばらくお話させていただきました。
(黒谷青龍寺のお堂の前に法然さまのお像)
(青龍寺経堂の阿弥陀三尊。翌週の台風で経堂が被害に受けたと聞き、心配しています)
(青龍寺の前の石仏)
さらに、比叡山東塔へ移動し、上人が得度された場所もお参りしました。今は、法然堂と呼ばれるお堂が立っています。このお堂に入ると、偶然にも、新米のお坊様がお経の練習をされておりました。遠方から個人的に来られたのだそうです。
上人さま得度の場所で、新米のお坊様がお唱えされる一枚起請文を聴く…。もう奇跡の瞬間としか言えません!
(このお坊様とご一緒にお茶をいただきました。法然堂のご住職さま、ありがとうございました)
比叡山の中でもこの2か寺は浄土宗が管理されているそうです。法然さまが過ごされた場所が今も生き続けていることに感動します。
発願から成満まで3年かかりました。法然さまの足跡をめぐる旅に大きく助けられたと思っています。智者のふるまいをせず、ただ一向に念仏すべし。上人さまのこの言葉を胸に抱いています。