「浄土曼荼羅~極楽浄土と来迎のロマン~」
1983年、奈良国立博物館の図録を古本屋さんで発見しました! あまりに大好きなテーマで、涙なしにページをめくれません!
今年の奈良の快慶展と源信展でお会いした仏像もいくつか出展されていました。
今も昔もみんな阿弥陀さまが大好きなのですね!!
83年のこの展覧会では、数年前に浄土宗の所蔵となった阿弥陀如来立像が、まだ滋賀の玉桂寺の名前で出展されていました(涙)。「一番好きな仏像は?」と聞かれたとき、最初に頭に浮かぶ阿弥陀さまです。
しかも、遣迎院から釈迦阿弥陀の二尊がお出ましでした。快慶展では阿弥陀さまだけでしたね…(泣)。
さらに、當麻寺の菩薩面や即成院の菩薩像も。
四天王寺の阿弥陀三尊も古い例として紹介されています。こちらも今年の「木×仏像」展でお会いしたように記憶しています。
そして、図録の後半には、浄土曼荼羅の図版が果てしなく続くのです…!
(三十年前に「ロマン」という言葉がこういう文脈で、しかもカタカナで使われていたことも驚きです)