ぶつぞうな日々 part III

大好きな仏像への思いを綴ります。知れば知るほど分からないことが増え、ますます仏像に魅了されていきます。

廃仏毀釈

【多摩の仏像】新開院(東京都あきる野市)に鶴岡八幡宮から遷座した薬師如来と十二神将

鶴岡八幡宮旧蔵の薬師三尊と十二神将が東京都あきる野市に現存。9月11日にご開帳 1) きっかけは愛染明王(五島美術館) 2) 東京西部の新開院にも鶴岡八幡宮寺旧蔵の仏像が! 3) ご開帳は9月11日 【拝観案内】 a) 新開院薬師堂 b) 近くの玉泉寺にも流転の仏像…

【埼玉県】霊樹寺に唐招提寺伝来の古仏あり

唐招提寺の古仏が江戸時代に埼玉に迎えられ、廃仏毀釈を乗り越えて現存します。量感があり、像高以上に大きく感じられました。威厳あるお釈迦さまを間近で拝ませていただきました。 (拝観日=2019年2月11日 ) 霊樹寺の釈迦如来坐像 明治初めに鷲宮神社別当…

【読書メモ】鵜飼秀徳『仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか 』が教えてくれること

鵜飼秀徳『仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか 』(文春新書、2018年)を読みました。仏像好きの人間にはつらい内容です。簡単ですが、感想を書きました。 廃仏毀釈とは狂気の産物 生き延びた仏像 廃仏毀釈とは狂気の産物 明治の初め、神仏分離令の発…